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こんちは。
HIROです。
「楽して痩せたい。」
そう思いませんか。
私も楽できるものならなんでも楽して結果が欲しいです。
「寝てるだけでかっこいいスタイルになる」
「寝ているだけで痩せられる」
とか
「寝ているだけでお金が稼げる」
確かに「楽」な手段は魅力的ですよね。
但しそれで結果がでなければ本末転倒ですよね。
また、もし楽して結果が「一瞬」出たら万歳でしょうか。
一瞬の効果ではなく根本的に改善したい。こう思うのではないでしょうか。
体作りにおいては能動的なものと受動的なものがあります。
能動的とは自ら体を動かして筋トレしたり歩いたりする事です。
受動的とはエステで痩身マッサージを受けたり、EMSで電気を流したり、
美容クリニックで最新の機械で痩せる施述を受けたりといった事です。
楽する場合は受動的なものという選択になります。
ではそれで思い描く体になれるのか。
このような内容の記事を書いて行きたいと思います。
「楽して痩せたい」と思っている事が気をつけなければならない事
結論からお話ししてしまうと、
受動的なものだけでは痩せる事は難しいという事です。
「だけ」というのがポイントです。
人に何かの施述をしてもらうだけでは難しいという意味になります。
なぜかというと「施述自体の効果が全くない」と言っているのではなくて
その瞬間だけであったり、すごく短期的なスパンの成果になってしまうからなのです。
例えば、
施述をして終わった後にリンパの流れがよくなって
浮腫みも取れて体がスッキリする。
ところが数日後には嘘のように元どおり。
このような経験もある事だと思います。
但し「美容外科手術で脂肪細胞をごっそり吸引」
「胃の縮小手術をしてみた」みたいな
強引なやり方をすればお話しは別だと思いますが・・
それに比べてエクササイズのような能動的なものは
自分が動く事が必要になります。
それには行動の変容が伴う事になるのです。
つまり普段の習慣が変わるという事です。
習慣が変わると体が変わるのです。
ですので最終的に長く維持して体を変えたいならば
能動的なものが必要になってきます。
楽して痩せる手段は意味がないの?
エステとか機械を使ったりとか寝ているだけで
できる楽なものは意味がないかと言えばそうではないと思っています。
基本的には能動的に動いて行動変容する事がなければ
長期的な変化にはつなげにくいものですが、
「効果を出す後押しする手段」
にはなると考えています。
例えば、
ものによって違うという事が前提ですが
マッサージであれば浮腫みをとる事にもなりますし、
筋・筋膜の調整をできる手法もあります。
能動的に行う筋トレや運動の後押しをする事にも繋がるとも
考える事ができるからですね。
私自身も痩せたくてダイエットする方であったとしても
運動と同時に筋肉や筋膜の調整であったりといった事をさせていただいています。
なぜならば、あまりに緊張が強かったり、
使われすぎている箇所は筋肉太りであったり筋肉のバランスが崩れる事で
太く見せてしまうという事があるからなのです。
こうした体の調整が行う事は直接脂肪を落とす事にはなりませんが
見た目を変えるにも間接的に役にたったりする事にもなります。
体の使い方が悪くてこり固まり過ぎていると
見た目がブサイクになるという事実を解消する事に役立つ
事にもなるという事なのです。
私の意見としては、
能動的なものをメインにしながらも受動的な手段を取り入れていく事が大切です。
(あくまで望んでいる効果を得られる手段でなければ意味がありません)
俯瞰して見る事を忘れてしまうと成果が出なかったりします。
痩せる為の大前提は運動による消費カロリーであったり、
筋肉や内臓などのエネルギー代謝であったり、
食事の摂取カロリーを調整するといったところがメインになります。
補助であるマッサージなど「だけ」で痩せますというのは99%ないと言っても良いでしょう。
(何もしなくても痩せますとかとはっきり言ってしまっている方もたまに見かけます。
断定的には言えませんがあくあで販売目的の謳い文句ととらえています・・)
ここを間違ってしまうと効果が見込めない事になってしまいかねません。。
巷には楽して痩せられる魅力的な広告が沢山あるのですが
私はここまでに能動的な事=
筋トレや歩いたり食生活の改善などを主体とする
自事をオススメさせてはいただいていますが
「気になるなるものは受けて見たらよい」
と思います。
日々新しいものも開発されています。
画期的なものも出てくるかもしれないからですね。
まだない商品で「こんなのあったらいいな」っていうものを研究開発して
世の中の困り事を解決する事って素敵だなって思うんですよ。
「そんなにいろいろ試している時間やお金の余裕もないし・・」
とも思いますよね。
そんな方は以下の事に気をつけてみてください。
- 実際の謳っている商品とは違うもので得たであろう虚偽の成果を掲載しているもの
- 実際は痩せないにも関わらず見せ方だけで痩せていない
- 「○○だけ何もせずみるみる痩せる」のような謳い文句のみで根拠に極めて乏しすぎる内容
わからないものは実際に購入前に体験してお話しを聞いて
判断できるものだと良いのではないかと思います。
一つわかる事は「リテラシーの低い分野のものに関しては注意」という事です。
私の分野のお話しで例えてみますと、
ぱっと答えてみてくださいね。
Qプロテインを飲めば筋肉が付いてお腹に筋が入ってくる?
Q基礎代謝をあげれば痩せる?
答えがわかりますか?
二つとも答えは「NO」です。
専門家であれば普通にわかる事ですが、
詳しくない方からすればわからなくても仕方がありません。
誰しも専門じゃない事はわからなくて当然です。
上であげた二つの問題もググっていけばなぜかわかるはずです。
今は大抵の情報はネットだけでもわかる時代です。
失敗しない為の対策として
心配ならば自分だけでは判断がつきにくいものは
その分野の専門家、もしくは詳しい人にできるだけ相談すると良いかもしれません。
楽して痩せるには引き算を利用する
「能動的なものが大切ですよ」と私が記載しているので
「結局は頑張らないといけないなんだよね」と
思われているかもしれませんが、
そうでもないんです。
ちょっと「楽する」コツがあるんですよね。
人間ってできる事って限りがあるじゃないですか。
時間も体力も有限なので。
作業をいくつも増やすのは機械でない人間には限界があります。
ですので、
やらない事を増やしていく事
で負担を少なくしていく事も大切です。
例えば、
「痩せるのに運動を増やす」
「痩せるのに食べるもの減らす(変える)」
増やすより減らす方が楽なんですよね。
週に2回運動している人が週に5回の運動に増やしたら
結構な負担になると思いませんか?
それよりも2回でも少し食のコントロールしても
同じ成果であったり成果が早かったりするんですよね。
但し、余裕があったり、運動が好きだったり
食べる事が大好きな方はあえて運動を増やしても問題ありません。
念のために言いますが、
ならば楽して痩せるのに「食事だけで抜けばいいじゃない」というのは違うのです。
なぜならば痩せるという事は代謝を下げる事に繋がるのです。
何故ならば筋肉量も下げれば、
食が少なすぎれば食で発生する代謝も下がれば
肌のコンディションが悪くなったり
髪の毛は細くコシのない髪の毛になったりと
体の中の様々な機能に問題を与えるからなのです。
話しは戻しますが、
「楽する」事は良い事だと私は考えています。
楽するやり方は言い方を変えれば「賢いやり方」の事です。
この考え方は様々なものに応用できるんですよね。
普段から少し意識して見て下さいね。
楽して痩せたい方が気をつけるべきポイントのまとめ
- 受動的なもの「だけ」では痩せる事は難しい
- 能動的なものを取り入れる事=行動変容して習慣を変える事が大切
- 自分で判断できないものは第三者の意見を参考にする事も大切
- 楽して痩せるには引き算を利用する事
AT(LT)という言葉があるんです。
ゆっくり走ればかなり長い距離走れたりしますよね。
対照的にある程度スピードをあげてしまうと乳酸が溜まってきて体が動かせなくなってきて
走れなくなってきますよね。
この走っていられる、走ってられなくなるスピードのぎりぎりの境界線の事を
「AT」というのですが、人間の作業もATを超えないレベルで行う事が
長く行うには大切なんです。
トップランナーはこのATぎりぎりのところで練習をしているんですね。
ATを過ぎてしまえば体が動かなくなり、
優しすぎればパフォーマンスが上がらない事をわかっているからなんです。
ご自身の置かれている環境や体力を考えて
レベルが低すぎず、境界線を超えずといった
微妙なラインを保って行う事ができる事が理想的です。
行う事と、減らす事をうまくコントロールしながら
取り組んでみて下さいね。